キャリアアップに必要な物量(勉強時間)について真剣に考えてみた

キャリアアップに必要な物量(勉強時間)について真剣に考えてみた

社内ブログの記事を個人ブログ用に修正したものです。


私の経歴

  • 2009/4に医療系のSIerに新卒入社
  • 2014/7に人材派遣業の会社に転職し、派遣されて某大手ECサイトの会社へ。Webエンジニアへのキャリアチェンジ。
  • 2017/1に今の会社に入社

キャリアチェンジ時に考えていたこと

Web業界は初めてで現時点では実力も実績もない この業界でキャリアアップするためには、ひたすら努力(勉強)することしか思いつかない それ以外に能力を上げる方法があるとも思えないし… と思って勉強命で頑張ってきました


転職したあとから思った

でも、、、 いったいどれくらい勉強すればいいんだろうね?

そんなの人それぞれだと思うけど、 なんか定量的で納得感のある数字が欲しい


みなさんは一ヶ月にどれくらい勉強してるのでしょう?

  • 0時間(一切してない)
  • 5時間~
  • 10時間~
  • 20時間~
  • もっと(20時間以上)

平均は?

Paizaが行ったアンケートによると 週に5時間以上(月20時間以上)らしいです

じゃあ、その人達の先を行こうと思ったら、 何時間勉強すればいいんでしょう?


少し話がそれます


ランチェスター法則(戦略)ってご存知ですか?

Wikiより

ランチェスターの法則ランチェスターのほうそく、英:Lanchester‘s laws)とは1914年にフレデリック・ランチェスターによって発表されたオペレーションズ・リサーチにおける戦闘の数理モデルである。


第一法則

※読まなくていいです

ランチェスターの第1法則はいくつかの前提に基づいた場合にだけ適合する一次方程式の戦闘モデルである。ランチェスターの理論でその前提は次のように整理される。 1.両軍は相互に射撃を行うが、互いに相手の部隊の全てを有効な射程に収めている。 2.両軍の部隊の戦力は兵員と武器の性能によって同様に決まっているが、両軍の部隊が発揮できる戦闘効果は異なっている。 3.両軍とも相手が展開している地点の情報を持たない。したがって、射撃の効果がどれほど得られるか不明なまま戦場の全体に対して射撃を行なう。 4.両軍とも戦闘において残存する両軍の部隊は展開しているが、その部隊の配置は決して形式的に定まることはない。 このような前提を踏まえれば、狭隘な地形において対峙している一対一の戦闘部隊による戦闘をモデル化したものと見做すこともできる。このモデルはいくつかの要因を含んだ次のような方程式として示すことができる。


第二法則

※これも読まなくていいです

ランチェスターの第2法則は二次方程式を用いた戦闘モデルを示したものであり、ランチェスターは既に述べた第1法則の前提のうち1と2については同じように導入しながらも二つの異なる前提を設けて理論を構築している。 1.戦闘において残存している部隊は互いにあらゆる時点で相手の部隊が配置されている地点についての情報を持つ。 2.戦闘における両軍の部隊の射撃は相互に相手の残存する部隊に均等に分配する。 省略した2つの前提を含む第2法則の4つの諸前提は各部隊が敵情について正確に把握し、かつ相手に対して無駄のない適切な射撃が可能であることを示している。この戦闘モデルを調べると、第1法則で示された戦果に対して興味深い相違点が認められる。


(゚Д゚)ワケワカラン…

きっとみなさん、今こんな顔


小難しいことは置いといて…

要するに弱者が強者に勝つ、あるいは強者よりも優位に立つ(差別化する)ための戦略のことを指すらしい これ、勝ちに行きたい(稼ぎたい)ITエンジニアにも当てはめることできるんじゃなかろうか

よし、じゃあ具体的に当てはめて考えよう そして、他を蹴落として優秀なエンジニアになって高収入になってウハウハしよう! と、私は考えました


と思って具体的に考えてみた

ランチェスター法則には 攻撃力=(兵力)^2×(武器性能) という計算式があるらしい

これを経営に置き換えると 経営(人生)=素質×(時間)^2+過去の実績 となるらしい


さっきの勉強時間に当てはめると式はこうなるんじゃね?

エンジニアだと 能力(単価)=素質×(勉強時間)^2+過去の実績 こうなる(たぶんね)


おk,能力値の求め方はわかった

能力(単価)=素質×勉強時間^2+過去の実績 の式だと、素質と実績は定数 となると、変えることができるのは勉強時間だけ

さて、、、 人と同じかそれ以上の能力(単価)にするには何時間勉強すればいいのか、まだわかんないんだけど…?


また別の頭の良い人はこうもいいました

コロンビア大学のバーナード・O・コープマンが他の人よりどれくらい働けば成果が出せるのかシミュレーションしたそうです その結果によると才能が並か劣った人でも…

  • 人の2倍で他の人と同等の成果がだせるようになり
  • 人の3倍で大体勝てるようになり
  • 人の4倍で圧勝できるレベルになる

なるほど

  • 人の2倍勉強したら並
  • 人の3倍勉強したら優秀(単価100万とか?)
  • 人の4倍勉強したら神(単価130万とか?)

ってことか( ゚д゚ )クワッ!!


必要な勉強時間はどうなった?

能力=素質×勉強時間2+過去の実績 で、『勉強時間』は乗数だから 人の2倍とは√2で1.414倍 人の3倍とは√3で1.732倍 人の4倍とは√4で2倍 すればいいってことになる


つまり

人の2倍=20h × 1.414 = 約28h 人の3倍=20h × 1.732 = 約35h 人の4倍=20h × 2 = 40h


結論

人より劣っていると思うなら とりあえず月に28時間勉強してみましょう 人より秀でたいと思うなら 月に35時間勉強しましょう 単価130万もらってウハウハになりたいなら 月に40時間勉強しましょう


ただ、体感的には…

そんなに周りの人勉強してない気がする アンケートはpaizaなので勉強家ばかりのデータ 業界全体で平均とると、10時間未満とかな気がする 人の2倍=10h × 1.414 = 約14h 人の3倍=10h × 1.732 = 約17h 人の4倍=10h × 2 = 20h じゃないかなぁ。 誰か業界全体で平均とってみてほしい。


続きがありまして…

バーナード・O・コープマン氏によると

成功するにはこれを10-15年続ければいいそうです

コツコツ頑張りましょう!


ちなみに私の勉強時間は?

f:id:kogayushi:20180317141716p:plain 記録をつけ始めた(勉強本気になった)のは2015/1/1からです。 2017/03/31時点での総計勉強時間は984時間のようですね。

984/((12*2)+2)=約37h

圧勝する(単価130万以上)になるにはこのペースのままで あと最低でも8年頑張る必要がありそうです ※2017/3/31時点の話

コツコツ頑張ります。